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サッポロホールディングス(株)が第27回地球環境大賞「農林水産大臣賞」を受賞~醸造技術を応用したバイオマスエネルギーの技術開発を進めてきた功績~ 

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2018年2月28日

キャッサバパルプからのエタノール製造工程
タイでのパイロットプラント

 サッポロホールディングス(株)は、第27回地球環境大賞(注1)において「農林水産大臣賞」の受賞が決定しました。

 この受賞は「キャッサバパルプ(注2)からのバイオエタノール生産」の取り組みが高く評価されたもので、国内外で長年にわたり当グループが酒類製造で培った醸造技術を応用したバイオマスエネルギーの技術開発を進めてきた成果です。

 地球環境大賞は、産業界を対象とする顕彰制度として、公益財団法人世界自然保護基金(WWF)ジャパンの特別協力を得て創設されたもので、地球温暖化防止や循環型社会の実現に寄与する新技術・新製品の開発、環境保全活動・事業の促進や、21世紀の社会システムの探求、地球環境に対する保全意識の一段の向上を目的としています。なお、本大賞の授賞式は4月9日、東京・元赤坂の明治記念館にて開催予定です。

 当社は今後も、キャッサバ栽培が盛んなASEAN諸国へのバイオ燃料製造技術の普及、エネルギー・環境問題の解決に取り組み、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」達成に貢献していきます。

(注1) 主催:フジサンケイグループ

        後援:経済産業省、環境省、文部科学省、国土交通省、農林水産省、一般社団法人 日本経済団体連合会

(注2) キャッサバ芋からタピオカ澱粉を抽出した後に発生する残渣。

 

 

【受賞要旨】 キャッサバパルプからのバイオエタノール生産技術の確立

 

 経済成長が著しいタイは、消費エネルギー量の50%以上を輸入に依存しており代替エネルギーへの転換が急務となっています。また、キャッサバパルプはタピオカ澱粉の原料として用いられたキャッサバ芋の残渣で、飼料に利用される以外は廃棄されており、キャッサバパルプを用いたバイオエタノールは、代替エネルギーと共に廃棄物問題の解決策としても期待されてきました。

 当社が2011年12月国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から受託した技術実証では、タイ国内に10KLパイロットプラントを建設し、キャッサバパルプの粉砕方法や蒸煮条件、原料もろみ濃度、発酵条件、蒸留方法など多方面にわたる試験を実施し、製造条件の最適化と諸課題の解決に取り組みました。さらに、現地オペレーター、分析の指導教育も実施し、本技術は現場での展開が可能な次世代バイオマス技術として、食糧需給と代替エネルギー生産との併存と廃棄物問題の解決し、年間3万KL規模のエタノールを製造することが可能な技術を確立しました。当社試算では、この技術によるCO2削減効果は約6万トンに達し、地球温暖化防止への貢献も期待できることがわかっています。

以上

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