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ポジティブ・インパクト・ファイナンスの契約を締結

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サッポロホールディングス(株)は、(株)みずほ銀行をアレンジャー(注1)とし、シンジケーション方式(注2)による「Mizuho ポジティブ・インパクトファイナンス」の融資契約を締結しました。

「Mizuho ポジティブ・インパクトファイナンス」とは、国連環境計画・金融イニシアティブ(UNEP FI)(注3)が提唱したポジティブ・インパクト金融原則(注4)に基づき、みずほリサーチ&テクノロジーズ(株)が開発したインパクト評価フレームワークを活用して企業の社会的インパクト(ポジティブな影響とネガティブな影響)を包括的かつ定量的に評価し、「ポジティブなインパクトを生み出す意図を持つもの」と確認された場合に、取り組みの継続的な支援を目的として融資を行うものです。

サッポログループは、経営理念「潤いを創造し 豊かさに貢献する」の実現に向け、「サッポログループ サステナビリティ方針」を根底として、世界的な社会課題の解決につながる価値創造に取り組み、「持続可能な社会の実現」と「グループの持続的な成長」の両立を目指しています。サステナビリティ重点課題を「4つの約束」として整理し、バリューチェーン上の様々なステークホルダーと協力しながら、持続可能な笑顔づくりを推進し続けています。

本件締結にあたっては、当社のサステナビリティ重点課題を中心に当社グループが設定したKPIについて、特にSDGsの目標達成に対しインパクトを与える活動として以下のテーマについて定性的、定量的に評価されました。(詳細は添付PDFをご確認ください。)

これらの取り組みの進捗・成果は、当社が発行するサステナビリティブックなど(注5)によって開示します。

なお、本件の締結にあたり、(株)日本格付研究所より本件評価にかかる手続きのポジティブ・インパクト金融原則への準拠性、活用した評価指標の合理性について第三者意見(注6)を取得しております。

当社は本件の締結後も、「サッポログループ サステナビリティ方針」で定めた「大地と、ともに、原点から、笑顔づくりを。」を実現する事業活動を進めることで、持続可能な社会の実現を目指すSDGs達成に貢献していきます。

<本契約の概要>
アレンジャー(注1):みずほ銀行
参加金融機関:国内金融機関35社
契約締結日:2022年9月27日
実行日:2022年9月29日
(注1) 幹事金融機関のこと
(注2) https://www.mizuhobank.co.jp/corporate/finance/syndicate/index.html
(注3) 国連環境計画(UNEP)は、1972年に「人間環境宣言」及び「環境国際行動計画」の実行機関として設立された国連の補助機関です。UNEP FIは、UNEPと200以上の世界の金融機関による広範で緊密なパートナーシップであり、1992年の設立以来、金融機関、政策・規制当局と協調し、経済的発展とESG(環境・社会・企業統治)への配慮を統合した金融システムへの転換を進めています。
(注4) UNEP FIが2017年1月に策定。企業がSDGsの達成への貢献を開示し、銀行はそのプラスの影響を評価して資金提供を行うことにより、資金提供先企業によるプラスの影響の増大、マイナスの影響の低減の努力を導くものです。融資を実行する銀行は、責任ある金融機関として、指標をモニタリングすることによって、インパクトが継続していることを確認します。
(注5) https://www.sapporoholdings.jp/csr/sustainability_book/pdf/sapporo_sustainability_book_2022.pdf
https://www.sapporoholdings.jp/ir/library/factbook/items/Indegrated%20report_2021.pdf
https://www.sapporoholdings.jp/csr/esg/
(注6) (株)日本格付研究所ウェブサイトhttps://www.jcr.co.jp/

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