グローバル展開

海外酒類事業は、北米を中心に約45カ国で展開し、個性的なビールブランドを有する酒類カンパニーとして成長を続けています。また、海外飲料事業は、POKKAブランドを軸にシンガポール、マレーシア、中東など約60カ国で事業を展開。グループの成長ドライバーとして、さらなるシェア拡大を目指しています。

※ このページに掲載している情報は2023年12月時点のものです。

2026年に目指す姿

海外酒類事業は、北米を中心に展開する基幹ブランド「Sapporo Premium Beer」のブランド投資を強化し、売上収益1,070億円を目指します。海外飲料事業はシンガポールを起点とした健康志向の高まりに応える製品ラインナップを拡充、また注力しているマレーシアのディストリビューション網を拡大し、売上収益330億円を目指します。

海外酒類事業売上収益

1,070億円

海外飲料事業売上収益

330億円

海外売上高年平均成長率
(CAGR)

10%程度

酒類事業

日本初のプレミアムビールブランドとして、
北米におけるプレゼンスを確立

1964年のアメリカ向けのビールの輸出から本格的な国際展開をスタートし、現在では北米を中心に約45カ国で展開しています。1986年に「Sapporo Premium Beer」がアメリカ国内でアジア系ビールブランドシェアNo.1を達成して以来、30年以上にわたりその地位を維持しており、北米のお客様にプレミアムビールブランドとして親しまれています。2022年にはアメリカのStone Brewingを子会社化し、2023年より「Sapporo Premium Beer」の現地製造を開始。サッポログループの成長ドライバーとして、さらなる売上拡大を目指しています。

Key Figures

海外酒類事業売上収益

886億円

米国におけるアジアビールシェア

38年連続
No.1

※当社調べ

販売国数

45カ国

※2023年12月時点

展開エリア

※2023年12月時点

アメリカ、カナダ、ベトナムにおいては自社工場にてビールを製造、販売するほか、ヨーロッパやオセアニアでは現地のパートナーとの協業により製造・販売を行っています。カナダでは、国内第3位のビールメーカーであるスリーマン社が保有する、地域に根差したブランドポートフォリオによる事業拡大を進めています。アジアでは、サッポロベトナム社と日本各地の工場から、東南アジア・東アジア各国へ「Sapporo Premium Beer」の輸出を行い、事業を拡大しています。

主な展開ブランド

SAPPORO PREMIUM BEER

伝統的なドイツのビール醸造技術と、日本人特有の発想と芸術性が掛け合わさり生まれた洗練されたビール。バランスのとれた味わい、爽やかでなめらかな後味が特徴です。常により高い品質を追い求め、世界中のお客様に新しい発見や驚きを提供し続けます。

SLEEMAN

1834年にカナダ・オンタリオ州ゲルフで誕生したSLEEMANは、禁酒法の厳しい時代を乗り越え、1988年、創業者の玄孫にあたるJohn W. Sleemanにより再興されました。SLEEMANブランドは、カナダを代表するブランドの一つとして、多くのお客様にご愛飲いただいています。

STONE

1996年に設立されたStone Brewingは、IPAクラフトビールのパイオニアで、IPA市場に大きな影響を与えてきました。現在、米国内に2箇所にブルワリーを構え、さらに大型レストランとタップルームを7店舗運営しています。そしてStone IPA、Stone Delicious IPA、Stone Buenaveza Salt & Lime Lagerなどを中心に幅広いクラフトビールを展開しています。

食品飲料事業

飲料事業

POKKAブランドを軸に、
東南アジア市場での飲料シェアを拡大

1977年、日本の飲料メーカーに先駆けて、海外生産拠点ポッカコーポレーション・シンガポールを設立。シンガポール市場では「ジャスミングリーンティー」を中心に、茶系飲料で圧倒的なシェアを誇り、果汁飲料、コーヒー飲料でもPOKKAブランドの存在感は増しています。シンガポールを起点に、東南アジア、中東など成長余地のある国での販売を強化し、さらなるシェア拡大を目指しています。

Key Figures

海外飲料事業売上収益

264億円

飲料事業海外売上比率

22%

シンガポールにおける茶系飲料シェア

No.1 (57%)

※2023年12月時点

主な商品

茶系飲料
コーヒー
ジュース
スポーツドリンク

展開エリア

※2023年12月時点

生産拠点のあるシンガポールを起点に、東南アジア、中東など世界60カ国以上にPOKKAブランドの飲料を輸出しています。最注力市場であるマレーシアでは、マーケティング強化によるPOKKAブランドの認知度向上、およびディストリビューション網の拡大による販売体制強化を図り、売上拡大と収益力強化を加速していきます。

味噌事業

日本の味噌メーカーの先駆けとして
日本食文化の浸透を目指す。

1991年、日本の味噌メーカーに先駆けて、米国ロサンゼルス営業所を設立。2010年には中国(青島)に販売会社の宮坂商貿を設立。神州一味噌の輸出は長年にわたり右肩上がりで伸長し、2023年度は過去最高売上を達成しました。

主な商品

家庭用即席みそ汁
家庭用生みそ
業務用生みそ
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