サッポロインターナショナル(株)が、豊田通商グループとともに米国の果汁100%シャーベット事業を取得
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サッポログループのサッポロインターナショナル(株)と豊田通商グループの豊田通商アメリカ(Toyota Tsusho America Inc. 以下、TAI)は、両社が共同出資する米国果汁飲料メーカーのカントリーピュアフーズ社(以下、CPF)を介し、米国業務用シャーベット製造会社であるリッジフィールズ・ブランド・コーポレーション社(Ridgefield’s Brand Corporation‚ Inc. 以下、RBC)のシャーベット事業を取得することを決定しました。
サッポログループは、国際事業の持続的成長に向けた戦略的な投資を行い、今後も北米飲料事業の拡大を目指していきます。
記
契約について | サッポロインターナショナル傘下のCPFは、RBCのシャーベット事業に対する事業売買契約を2016年5月27日(日本時間)にRBCと締結しました。投資金額は約15億円で、投資比率はサッポロインターナショナルが51%、TAIが49%となります。 |
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契約締結 した理由 |
サッポログループは2015年2月に「サッポログループ経営計画2015年-2016年」を策定し、「食のメーカー」として成長戦略を加速させ、グループシナジーの創出とM&Aの実現により本年の財務目標達成に向けて取り組みを進めています。 その中でサッポロインターナショナルは、基盤である北米と成長著しいアジアをビール事業の最重点エリアに位置づけるとともに、2012年にはシルバー・スプリングス・シトラス社(Silver Springs Citrus‚ Inc. 以下、SSC)、2015年にはCPFを買収することにより、北米飲料事業でノウハウや知見を蓄積してきました。 今回事業を取得するRBCは、主に米国内の学校給食向けのシャーベット商品を強みとして、現在全米28州に供給を行っています。米国農務省(USDA)は、学校給食を通して生徒が摂取すべき果実および野菜の基準量を定めており、それらの摂取基準の半量まではジュースや果汁100%シャーベットによる提供が可能としています。RBCは、独自のノウハウにより、アイスクリームのような滑らかな食感を実現した商品を投入して生徒の支持を獲得し、売上高は昨年までの4年間で約2倍の急成長を遂げています。今般、RBCのノウハウと商圏獲得を目的に同社の事業を取得し、CPFが主力事業の一つとする教育機関向けビジネスとのシナジー最大化を図ることで、学校給食市場でのシェア拡大を目指します。 |
※RBCの概要につきましては、添付PDFを参照ください。
以上
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