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海外酒類事業の今後の体制について

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 サッポロホールディングス(株)(以下、SH社)は、2019年1月1日をもって、同社子会社であるサッポロインターナショナル(株)(以下、SI社)をサッポロビール(株)(以下、SB社)へ吸収合併し、SI社の子会社を新たにSH社およびSB社へ移管します。

 サッポログループの第一次中期経営計画で掲げた「グループ経営基盤の変革」に基づき、グループ成長戦略のキードライバーである「グローバル展開の推進」を、より一層スピード感をもって進めるため「経営資源の戦略的シフト」「セグメント経営の事業構造変革と推進」を実行します。

 今回の海外酒類事業体制の再編を通じ、当社海外ビジネスの基盤となる「北米」、ベトナムを中心とする成長著しい「アジア」、さらに「欧州」でも当社ブランドのプレゼンス向上を狙い、グループが保有する個性あるブランドを世界にむけて発信強化することで、長期経営ビジョンさらには経営理念の実現を目指します。 

 

 

1. 北米での酒類事業について

 M&Aを含めた事業戦略をサッポログループとして描くため、SI社からSH社へ以下子会社を移管し、当社海外ビジネスの基盤である北米市場において、さらなる成長を目指していきます。

 ①    SAPPORO U.S.A.‚INC.(サッポロUSA社 酒類販売会社)

 ②    ANCHOR BREWING COMPANY‚ LLC.(アンカー社 酒類製造・販売会社)

 ③    SLEEMAN BREWERIES LTD.(スリーマン社 酒類製造・販売会社)

 ※サッポロUSA社とアンカー社は、製造・販売両面においてシナジー効果を最大限発揮するため、2019年4月1日に経営統合する予定です。

 

2. アジアでの酒類事業について

 SB社のブランド戦略と連動して、アジア地域で「SAPPORO」ブランド価値向上を図るため、SI社からSB社へSAPPORO VIETNAM LTD.(サッポロベトナム社 酒類製造・販売会社)を移管します。

 これにより、SB社は、韓国・香港・台湾・中国などの東アジアへの酒類輸出事業に加え、ベトナムを拠点とした東南アジア・オセアニアでのプレゼンス向上、さらにグローバルサプライチェーンマネジメントの最適化を推進します。

 ※東アジアへの酒類輸出事業は2018年1月にSB社へ移管済みです。

 

3. 欧州での酒類事業について

 アジア地域と同様に、SB社のブランド戦略と連動して、欧州での「SAPPORO」ブランド価値向上を図ります。2019年春には、SB社傘下に欧州販売子会社を設立することで、欧州全域でのプレゼンス向上を目指していきます。

 

【欧州販売子会社の概要】

 会社名称:SAPPORO EUROPE B.V.(仮称)

 所在地:オランダ王国 アムステルフェーン市(アムステルダム市近隣)

 業務内容:欧州全域での酒類販売

 資本金:1000万円

 

尚、COUNTRY PURE FOODS‚INC.(アメリカでの食品飲料製造・販売会社)もSH社へ移管します。

 

4. 今後のスケジュール

 2019年1月1日 SB社がSI社を吸収合併、SI子会社の再編

 2019年 春    欧州販売子会社設立

 2019年4月1日 サッポロUSA社とアンカー社の経営統合

以上

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