サッポログループ サステナビリティ方針を策定
~大地と、ともに、原点から、笑顔づくりを。~
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サッポロホールディングス(株)は、気候変動、食品ロス、海洋プラスチックごみ、地域活性化といった社会課題に対する事業を通じた取り組みを「サステナビリティ経営」として力強く推進するため、「サッポログループ サステナビリティ方針」を策定しました。また、この方針のもとに進めるサステナビリティ経営戦略「Sustainable Smile Plan」を展開します。
世界中のサッポログループ従業員と、ステークホルダーとのパートナーシップのもとに、社会価値と経済価値の創出を両立させ、持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいきます。
1. サッポログループ サステナビリティ方針
大地と、ともに、原点から、笑顔づくりを。
サッポログループは、
人々の幸せな笑顔のために、地球環境や社会の課題に向き合い、取り組みます。
自然の恵みの源泉である大地こそ最も重要なパートナーと捉え、
商品・サービスの開発から、お客様が手にしたその後までの全ライフサイクルにおいて、
思いをひとつにするステークホルダーとの協働・共栄に励み、
原点からの発想を大切にし、知恵を尽くして持続可能な笑顔の創出に挑みます。
こだわりの「ものづくり」と、地域に根ざした「まちづくり」、
そして「世界の笑顔の開拓者たれ」の誓いを胸に、
地球上のあらゆる地域における「笑顔づくり」を目指します。
2. Sustainable Smile Plan
サッポログループ サステナビリティ方針のもとに展開するサステナビリティ経営戦略が「Sustainable Smile Plan」です。その軸となるのは「サステナビリティ重点課題」(注1)であり、このたび再設定した2030年までの中長期目標達成に向けて、事業を通じて取り組みます。また、各事業における新たな取り組みも推進し、イノベーションに基づく新たな社会価値の創出に努め、世界の人々の笑顔が溢れる持続可能な社会の実現を目指します。
(注1)2017年にCSR重点課題として設定した11項目を継続。
「サステナビリティ重点課題」として位置づけ直すとともに、中長期目標を再設定しました。
約束 |
サステナビリティ重点課題 |
SDGs |
2030年までの中長期目標 |
『酒・食・飲』による潤いの創造 |
安全・安心の 品質 |
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・『酒』『食』『飲』の品質を高める企業文化醸成・人財の継続的育成に努め、国際標準である食品安全システムの活用を基本として、効果的な品質保証体制を構築する。 ・お客様のニーズに応じた適切な品質レベルを追及し、商品、サービスの品質トラブルゼロを目指す。 ・新技術を積極的に取り入れ、高レベルの品質をより効率的に実現していく。 |
新価値創造 |
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・未来の変化を先取りし、「おいしさ」と「健康」のニーズに応えるための研究開発を推進する。 ・強みを有する植物性素材の研究と加工技術を生かした商品を通じて、新たな顧客価値を提供する。 ・グループ内外の連携を強化し、多様な技術を効率的に獲得し、イノベーションを推進する。 |
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適正飲酒啓発と ビール文化継承 |
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・「20歳未満飲酒」「飲酒運転」「アルコールハラスメント」等の不適切飲酒撲滅に向けた啓発活動を推進する。 ・ミュージアム・工場の見学、「日本ビール文化研究会」の支援を通じて、日本のビール文化の継承を図り、潤いのある生活に貢献する。 |
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社会との共栄 |
地域貢献 |
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・従業員一人ひとりが、地域貢献活動に積極的に取り組むことで、地域の発展に貢献する。 ・商品、サービスを通じて地域とつながり、共に課題の解決に取り組む。 ・行政やパートナーと協働し、豊かな「まちづくり」を推進することで、地域の魅力向上に貢献する。(サッポロ不動産開発、サッポロライオン) |
持続可能な調達 |
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・主要調達先のうち、サステナビリティ調達ガイドラインを満たす調達企業の割合を90%以上とする。(サッポロビール、ポッカサッポロフード&ビバレッジ) |
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環境保全 |
地球温暖化防止 |
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・自社拠点でのCO2排出量を2013年比で20%削減する。 ・自社拠点以外のバリューチェーンにおけるCO2排出量削減に努める。 |
3Rの推進 |
<水資源> ・生産工場における水使用量を2013年比で10%削減する。(サッポロビール、ポッカサッポロフード&ビバレッジ) ・グローバルでの水リスクへの対策を実施し、水資源保全に努める。 <容器包装> ・容器包装のリデュース(軽量化・簡素化)を維持・拡大する。 ・再生可能材料の利用を拡大し、容器包装材料の枯渇性資源依存を低減する。 ・社外との連携・協調を深め、持続可能な循環型社会の構築に貢献する。 <廃棄物> ・外食店舗、食品流通における食品ロスの削減に努める。(国内事業会社) ・2024年までに食品廃棄物の再生利用等実施率50%を実現・継続する(サッポロライオン) ・廃棄物再資源化率の向上に努め、主要工場(※)では100%を実現する。(国内事業会社(※サッポロビール、ポッカサッポロフード&ビバレッジ) |
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自然との共生 |
・気候変動に対応可能な特性を持つ大麦・ホップを開発する。(サッポロビール) ・恵比寿ガーデンプレイス、サッポロファクトリーを中心に、近隣生活者に自然と共生する暮らしを提供する。(サッポロ不動産開発) |
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個性かがやく人財の輩出 |
健康経営 |
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・従業員および家族に健康への意識向上・行動変容を促し、健康維持増進につなげる。 |
ダイバーシティ・人権 |
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・従業員一人ひとりがダイバーシティの理解をより深め、誰もが生き生きと働ける環境を目指す。 ・女性管理職・女性役員比率を向上させる。(全社員に占める女性比率相当) |
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人財開発・育成 |
・「自分のキャリアは自分で切り拓く」従業員が活躍できる体制を整える。 ・がん治療中・介護中の社員が働き続けられる環境整備を行う。 ・障がい者雇用率3%を達成する。 |
【ご参考】
・「サッポログループ容器包装ビジョン」を策定
https://www.sapporoholdings.jp/csr/news/dit/?id=8479
・「サッポログループ環境ビジョン2050」を策定
https://www.sapporoholdings.jp/csr/news/dit/?id=8549
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