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適量の目安って
どのくらい?

ビール中びん1本!日本酒1合!

適量には個人差があり、同じ人であってもその日の状態によって酔い具合が異なるため、一概にいうことはできません。厚生労働省が推進する国民健康づくり運動「健康日本21」によると、「節度ある適度な飲酒」は1日平均純アルコールにして約20g程度であるとされています。この程度の量であればほどよくお酒を楽しめる目安ではありますが、お酒の弱い人、女性や高齢者であれば、この基準よりも少なめを適量と考えるべきでしょう。

酒類別のアルコール約20gを含む量

アルコール血中濃度の計算式(目安)

「飲酒ガイドライン」における健康に配慮した飲酒

厚生労働省が2024年に作成した「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン(飲酒ガイドライン)」によると、アルコールのリスクを理解した上で、純アルコール量に着目しながら、自分に合った飲酒量を決めて、健康に配慮した飲酒を心がけることが大切であるとされています。
また、以下のようなことに留意する必要があるとしています。

  1. 女性は男性よりもアルコールによる影響を受けやすい
  2. 飲酒で顔面紅潮を来す等アルコール代謝能力の低い人では、通常の代謝能力を有する人よりもアルコールによるリスクが高くなる
  3. 高齢者は、若い時と比べて、体内の水分量の減少等で同じ量のアルコールでも酔いやすくなる
  4. 飲酒する習慣がない人に対して無理に飲酒を勧めることは避けるべきである
  5. 飲酒前または飲酒中に食事をとることは、血中のアルコール濃度を上がりにくくし、お酒に酔いにくくする効果がある
  6. 飲酒の合間に水や炭酸水を飲むことやお酒に水などを混ぜてアルコール濃度を下げることで、アルコールがゆっくり分解・吸収できるようになる
厚生労働省「飲酒ガイドライン」
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