廃棄物の3R

廃棄物削減の取り組み

サッポロビール・ポッカサッポロフード&ビバレッジ

サッポロビールとポッカサッポロは商品製造にともなう副産物・廃棄物の再資源化と発生量抑制に努めています。またビール工場では、嫌気性廃水処理システムの導入に加え、廃水の浄化過程で発生するバイオガスをボイラ燃料に用いるなど、熱エネルギー利用も実施しています。

ビール製造工程で発生する副産物・廃棄物とその再生用途

ビール製造工程で発生する副産物・廃棄物とその再生用途
※ モルトフィード ビール原料の麦芽からエキスを抽出した後に残る穀皮の部分

サッポロビール

ライフサイクルアセスメントの活用による取り組み

サッポロビールではビールサーバーにおける3Rの取り組みを実施しています。

進化を続ける「サッポロセパレシステム」

サッポロライオン

食品リサイクルループの流れ

サッポロライオンでは、食を扱う企業として、調理残渣などの生ごみを減らす取り組みをしています。一部の店舗では、生ごみを外部に委託して電気と熱にリサイクルしています。また、銀座ライオンKITTE博多店では再生利用事業計画認定制度(食品リサイクルループ)の認証を受けています。

サッポロ不動産開発

生ごみのリサイクル

「恵比寿ガーデンプレイス」では、施設内の飲食テナント様から排出される生ごみは可燃ゴミとして焼却せずに、微生物(メタン菌)で生ごみを分解しメタンガスを主成分とするバイオガスを生成、回収する技術を導入している企業にリサイクル処理を委託しております。
回収したバイオガスはガスエンジンで発電し、電気と熱のエネルギーを生み出し、さらに都市ガス精製設備で都市ガスを作ることも可能です。
リサイクルにより生成されるのものが電気と熱と都市ガスのため、都市部での需要は安定しており、将来的にも需要不安のない持続可能エネルギーの創出とCO2削減を実現しています。
これからも3Rを推進し、環境に優しいまちづくりに努めていきます。

生ごみのリサイクル
生ごみのリサイクル

脱プラスチックの取り組み

プラスチック資源循環法施行(2022年4月)に伴い、当社直営施設(カフェ・レストラン)のプラスチック製消耗品(ストロー・マドラー・キャップ等)の材質を変更しました。当社の使用量は基準量(5t)未満ですが、法の精神および社会的要請を考慮して、今後も更なる取り組みを推進していきます。

化学物質管理・公害防止

化学物質の適正管理

サッポログループでは、「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律(PRTR法)」や「毒物及び劇物取締法」、「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律」など諸法令にもとづき、取り扱う化学物質に関して適切に管理・処理を実施しています。

大気汚染の防止

サッポログループでは、商品製造に使用する燃料を、環境負荷の低いガス燃料に転換しています。こうした活動により、2002年以降、CO2だけでなくSOxやNOxなどの大気汚染物質排出量も大幅に減少しています。

水質汚濁の防止

サッポログループの各工場では、各所在地域の法令、条例などで定められた水質基準を遵守すべく、使用した水を適切に処理して放流しています。また、省エネルギー活動、節水活動に取り組み、排水量の削減にも努めています。

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