アルコール関連問題に関する自主基準
サッポロビールは広告・宣伝活動において、20歳未満の飲酒防止、過度な飲酒を勧めるような表現や社会的良識に反する飲酒の表現の禁止、テレビ広告の放映時間に関する制限など「酒類の広告・宣伝及び酒類容器の表示に関する自主基準」を遵守しています。
あわせて、広告や景品使用に関する社内規定を設け、20歳未満の飲酒を推奨・連想させるような表現を使用しない、あるいは20歳未満や20歳未満向けキャラクターをモデルとして使用しない、といったことを社内に徹底しています。
実際の広告制作に際しても、これら基準・規定に照らして関係部署が広告・宣伝の内容を点検し、制作を委託する広告代理店や制作会社にも遵守するよう指導しています。
ビール・発泡酒・焼酎・ワインなどの容器や各種広告などに、20歳未満飲酒防止の表示や妊産婦飲酒の表示を記載しています。
缶容器に20歳未満・妊産婦飲酒防止の表示を記載
酒類の容器やパッケージには、清涼飲料等と誤認されないよう、「お酒(さけ)」の表示を記載しています。(※アルコール分10%未満で全ての缶容器、300ml以下の缶以外の容器が対象)
飲酒運転防止の呼びかけ
適正飲酒の啓発を進めるなか、飲酒運転の防止を呼びかけ、下記のような取り組みを行ってきました。
当社作成のポスター(STOP!飲酒運転、STOP!未成年者飲酒)を全国の料飲店様にサッポロビール営業担当者を通じ配布しています。
飲酒運転・20歳未満飲酒防止ポスター
飲酒運転・20歳未満飲酒防止ポスター・ステッカーの掲示
(株)サッポロライオンが運営する店舗において、飲酒運転・20歳未満飲酒防止を呼びかけたポスターやステッカーを掲示しているほか、ほぼ全店舗のメニューにも同様の記載を行っています。
テレビCM、広告(新聞、雑誌、交通広告等)、POP(ポスターなど)へ「飲酒運転は法律で禁止されています」と表示しています。
店頭での酒類の試飲会を中止し、街頭試飲缶サンプリングを自粛しています。
工場、ワイナリーへの見学者の中のドライバーの方へ、アルコールを提供しない事を徹底(告知、確認による)し、併せて飲酒運転禁止のポスター掲示による注意喚起を行っています。
社長名による全社員向け注意喚起文書を配布しました。さらに営業担当者全員と製品配送車ドライバーにアルコールチェックの完全実施を行っています。
適正飲酒に関する情報提供
サッポロビールでは、「適正飲酒」の啓発活動の一環として、冊子やホームページを活用した情報提供を行っています。適正飲酒に関してわかりやすくまとめた一般向けの小冊子を作成し無料配布を行うとともに、適正飲酒の知識を深めることができるサイトを公開し、情報を発信しています。
小学校高学年〜中学生向け 20歳未満飲酒防止啓発用小冊子「知っておこう お酒のこと」
サッポロビールは、20歳未満飲酒防止を酒類メーカーの社会的責任と考え、小学校高学年〜中学生向けに小冊子「知っておこう お酒のこと」を作成しました。
子どもたちに知っておいて欲しい「お酒を飲んではいけない理由」や「お酒を勧められたときの断り方」のほか、親など保護者である大人に知っておいて欲しいことを、10ページに簡潔にまとめています。
ご要望のある小・中学校などに、無償で配布しています。学校での副教材や啓発活動、ご家庭で保護者の方とお子さんが一緒に読むなどして活用ください。
小冊子「知っておこう お酒のこと」
冊子をご希望の方は、サッポロビール(株)お客様センター 0120-207-800にお問い合わせください。(受付時間:平日 9:30~12:30 / 13:00~16:00 ※指定感染症対策のため、当面の間、受付時間を変更させていただいております。土・日・祝日、年末年始、夏季などの特別休暇を除く。)
各種団体と連動した普及・啓発活動
サッポロビールは「アルコール健康医学協会」をはじめ、「イッキ飲み防止連絡協議会」「STOP!20歳未満飲酒※)」などの外部団体や業界団体と協調し、適正飲酒、20歳未満飲酒防止、イッキ飲み防止、飲酒運転防止および妊産婦飲酒防止対策などの普及・啓発活動を積極的に推進しています。
日本のビール酒造メーカー5社で構成する「ビール酒造組合」では、2002年から全国の中学・高校生を対象に「20歳未満飲酒防止ポスター・スローガン募集キャンペーン」を実施してきました。
2005年10月からは、「STOP!20歳未満飲酒」プロジェクトを展開しています。首都圏、京阪神地区など8都市圏で、新聞広告・交通広告などを展開。また、コンビニエンスストア業界やスーパーマーケット業界などの参加協力を得て、POP 類を展開しました。
STOP!20歳未満飲酒