サステナビリティ
閉じる

サステナビリティ活動トピックス

2025年06月09日 環境との調和

【ポッカサッポロフード&ビバレッジ】循環型社会の実現に向けて

【ポッカサッポロフード&ビバレッジ】循環型社会の実現に向けて

国産レモン枝葉から生まれる環境にやさしいアップサイクル名刺を展開

ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社(代表取締役社長:佐藤雅志、本社:愛知県名古屋市)は、環境保全の意識を高める世界環境デー(6月5日)および環境省が提唱する環境月間に合わせ、6月上旬から広島県大崎上島町の自社レモン圃場で発生するレモンの枝葉を混抄した(※1)「国産レモンペーパー」を活用し、当社社員による環境に配慮したアップサイクル名刺の試行を開始します。

■国産レモン枝葉を活用した背景
当社は2013年2月に広島県とパートナーシップ協定、2016年4月には広島県大崎上島町とレモンの生産振興等に関する包括協定を締結するなど、国内のレモン産地との連携を深めてきました。2019年には大崎上島町に自社圃場を設け、社員自らが生産に携わりながら国産レモンの生産振興と地域社会への貢献を進めています。

レモンの栽培において、植え付けから5年以上経過した木は、果実のなる部分が木の表面部分に偏り収穫量が少なくなるため、不要な枝を切る「剪定」が必要となります。これにより、木の内側の風通しや日当たりが良くなり、生育を促したり栄養分の分散を防ぎ、木の成長と豊富な収穫を図ることに繋がります。一方で、このような剪定された枝葉は人手不足等のため処理しきれず、そのままとなっているケースも少なくありません。

今回、大崎上島町の自社圃場で発生した、未利用のレモン枝葉を混抄した「国産レモンペーパー」として再生し、これを名刺に活用することで環境負荷低減と資源の有効活用を目指します。


ページトップへ戻る