サステナビリティ
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社会貢献

社会貢献における基本的な考え方

サッポログループは、社会貢献活動の基本方針を「グループの事業、地域での接点を活かし『環境保全』『次世代育成支援』を中心に地域の発展に貢献します」と定めています。
創業以来、事業を展開する国や地域の支援に感謝し、コミュニケーションを取りながら地域に根ざした社会貢献をしてきました。
サッポログループがこれからも成長を続けていくうえで、事業展開する地域が健全で持続可能な社会であることが重要であると考えています。
今後も、全従業員が主体的に、継続的に地域の強みやスポーツ・文化・伝統を理解し、地域社会の一員として地域の発展や課題解決に協働で取り組みながら、より良い未来を創造していきます。

サッポログループ

「箱根駅伝」を36年にわたって応援

日本のお正月の風物詩ともいえる「箱根駅伝」。サッポログループとして1987年の第63回大会から「箱根駅伝」を応援してきました。
200km以上もの距離を未来ある若者がチームのために、それぞれの大学の伝統や誇りが込められた「たすき」をつなぐ。母校の名誉と仲間のために走るひたむきな姿勢は、サッポログループの「ものづくりへの思いと信念」にもつながります。サッポログループはこれからも「箱根駅伝」を応援し続けます。

また芦ノ湖の往路ゴール付近にてグループ社員がオリジナルグッズを販売し、その売上金の一部を箱根町の自然環境保全に役立てるため「箱根トラスト基金」へ毎年寄付しています。

※ 第98回大会(2022年1月開催)は新型コロナウイルス感染拡大によりチャリティー販売は中止となりました。

サッポログループ 箱根駅伝協賛の歴史

渋谷区と「S-SAP(シブヤ・ソーシャル・アクション・パートナー)協定(包括連携協定)」を締結

サッポロホールディングスは、渋谷区と密接に連携し、協働して地域社会の諸課題を解決することを目的とした「S-SAP協定(包括連携協定)」を2016年10月19日に締結しました。
この協定は、民間企業の持つ技術やノウハウを活かし、公民連携・協働により地域社会の課題解決を目指すものです。
本協定を締結することで、「次世代育成に関する支援」「恵比寿地区の活性化に関する支援」「スポーツ・健康増進に関する支援」「観光および文化に関する支援」「多様性社会(ダイバーシティ)の実現に関する啓発活動への支援」など8項目において協働で支援活動に取り組みます。
当社は、事業活動を通じてこれからも渋谷区の良きパートナーとして、地域社会への貢献を強化していきます。

S-SAP調印バックパネル前
S-SAP調印バックパネル前
SAP調印センター広場
S-SAP調印センター広場

渋谷区サイト(S-SAP)
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TOPICS

オープニングセレモニーの様子
オープニングセレモニーの様子

「事業所内保育所」オープン

サッポログループでは、一人ひとりの能力が最大限発揮できる環境の整備に取り組んでおり、その1つとして事業所内保育所を2017年4月恵比寿ガーデンプレイス内にオープンしました。「コンソーシアム型」(複数企業向け)とし、サッポログループ内にとどまらず、恵比寿ガーデンプレイスタワーに入居するテナント企業様の育児期社員の支援につなげると同時に、地域の待機児童対策として渋谷区民にもご利用いただきます。

「子ども虐待防止オレンジリボン運動」支援

NPO法人ピアサポートネットしぶや前に設置した自動販売機
NPO法人ピアサポートネットしぶや前に
設置した自動販売機

サッポログループは、次世代を担う子どもたちの健全な育成支援の一環として、「子ども虐待防止オレンジリボン運動」に賛同しています。包括連携協定を締結している渋谷区とともに同活動を支援するため、毎年寄付しています。
ポッカサッポロでは、NPO法人ピアサポートネットしぶやを通じた都内での若者とその家族のサポートや、札幌市の公共施設で自動販売機を利用したオレンジリボン運動の啓発活動を実施しています。
また、売り上げの一部を寄付するオレンジリボン運動応援自動販売機を都内と札幌市に設置しています。

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NPO法人ピアサポートネットしぶや
札幌市さぽーとほっと基金

職場体験・インターンシップなどの受け入れ

サッポロライオンでの職場体験
サッポロライオンでの職場体験

サッポログループでは、次世代を担う子どもたちのために中学生を対象とした職場体験学習や、高校生・大学生対象のインターンシップの受け入れを行っています。ポッカサッポロ、サッポロライオン、サッポロ不動産開発など、グループ各社での仕事の体験を通じて、働くことの大切さや、将来の社会との関わりについて、考えを深める場を提供しています。

サッポロビール

「勝っても負けてもサッポロビール!」を合言葉に全日本早起き野球協会を応援

全日本早起き野球協会は、野球を通じてスポーツの普及と振興を図り、「健康と親睦」をモットーとするアマチュア軟式野球の全国組織として、1981年に設立されました(全国15万人、8,000チームが加盟)。サッポロビールは、設立以来、「スポーツマンシップに乾杯!」「勝っても負けてもサッポロビール!」を合言葉に活動している全日本早起き野球協会を応援しています。

第36回全日本早起き野球大会 開会式(東京都 大田スタジアム)
第36回全日本早起き野球大会 開会式
(東京都 大田スタジアム)
全日本早起き野球協会ロゴマーク
全日本早起き野球協会ロゴマーク

「宇宙教室」の開催

宇宙における「食」の可能性を探るため、2006年より、岡山大学資源植物科学研究所、杉本准教授の宇宙研究が行われています。
そのなかで、サッポロビールの開発した大麦品種「はるな二条」の種子が、国際宇宙ステーションに5か月間滞在した後、地球に帰還し、「宇宙を旅した大麦」となりました。
サッポロビールでは2008年より年に2回、杉本准教授の協力を得て、群馬県太田市にある原料開発研究所の試験圃場で「宇宙を旅した大麦」の子孫を活用した体験イベント「宇宙教室」を開催。近隣の小学生親子とともに、秋には種をまき、翌春には実った種を収穫しています。
こうした体験を通じて、子どもたちの科学や宇宙に対する興味を深めていきたいと考えています。そして将来、イベントに参加した子どもたちのなかから、科学者や宇宙飛行士が誕生することを願っています。これからも、子どもたちの「宇宙への夢」を育てる活動を続けていきます。

「宇宙教室」の開催
「宇宙教室」の開催
「宇宙教室」の開催

VOICE

岡山大学 資源植物科学研究所 准教授 杉本 学 先生

岡山大学 資源植物科学研究所 准教授
杉本 学 先生

「宇宙を旅した大麦」を利用した体験イベントは、私たち人類が大気圏を飛び出して宇宙環境を利用したり、宇宙で生活したりすることが夢物語ではなく、実現に向けた研究が精力的に行われていることを子どもたちに伝える、絶好の機会です。宇宙と子どもたちをつなぎ、未来への掛け橋になることを願っています。

海洋保全に配慮したマダイの養殖飼料の開発支援

海洋保全に配慮したマダイの養殖飼料の開発支援

商品技術イノベーション部(静岡工場内)は、2022年7月から静岡県立焼津水産高等学校が行う、ビール製造工程で出るモルトフィード(麦汁を製造した後に残る麦の皮など)を一部配合した、海洋保全に配慮したサステナブルな飼料で養殖マダイを育成する研究に、モルトフィードを提供しています。養殖飼料の主な原料である天然のカタクチイワシの資源量は近年減少し、他の海洋生物に大きな影響を与える一方、世界的に水産物の消費量が激増し今後の水産資源の持続可能な利用が厳しい状況となっています。海洋環境保全のためにも、世界で生産されている水産物の半分を占める養殖業をサステナブルなものとし、天然魚に代わる原材料の開発が望まれています。今回の成果では、同飼料を与えた養殖マダイは一般の養殖マダイと比較し遜色ない香味品質となり、水産用飼料への利用の可能性が広がりました。当社は今後も同校に協力し、よりサステナブルな養殖業の発展に取り組んでいきます。尚、同研究は3月30日に開催される日本水産学会春季大会高校生の部で発表予定です。

サッポロビール・サッポロ不動産開発

障がいのある方への働く機会の提供

障がいのある方への働く機会の提供

サッポロビール、サッポロ不動産開発では、障がいのある方が対価を得るための機会と場所を提供し、社会参加を支援しています。サッポロビール仙台工場・恵比寿ガーデンプレイスの2拠点で、芝刈り・草刈り・雑草抜き・清掃などの作業を、近隣の障がい者支援団体(社会福祉法人)の作業チームに委託し、実施しています。

サッポログループ物流

交通安全活動の実施

サッポログループ物流は、子供たちが笑顔で暮らせる安全な社会を目指し、地元の保育園のお子さんや保育士さんをお招きし、2017年から交通安全教室を実施しています。2019年には北海道支社(北海道恵庭市)、静岡支社(静岡県焼津市)、九州支社(大分県日田市)において物流協力会社と共同で、各地の交通安全協会 講師による正しい信号の渡り方や道路の歩き方を学び、トラックやフォークリフトの乗車体験やトラックの運転席からの死角体験を行いました。
また、各地において社員が街頭に立ち、通行する車両へ安全を呼びかける「旗振り活動」の実施、地元交通安全協会主催の「トラックパレード」への参加など、地域とともに安全に対する啓蒙活動を行っています。

交通安全教室 交通安全教室 交通安全教室
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