環境保全活動の歴史
サッポログループが取り組んできた環境保全活動について、その変遷をまとめました。
サッポログループ環境保全の歴史
(1991年以降を掲載。当時の事業場名や名称で掲載しています。)
年 | 概要 |
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1991年 | 生活環境部(現 サッポロビール経営企画部 サステナビリティグループ)を設置 |
「環境保全に関する基本方針」を制定 | |
本社に「環境保全推進委員会」、全事業所に「環境保全対策委員会」を設置 | |
1993年 | 内部環境監査を工場部門に導入 |
多缶式ボイラシステム導入開始 | |
1994年 | 「環境保全に関する行動指針」「環境保全に関する目標」を制定 |
「環境保全ガイドライン」「環境監査評価システム」を構築 | |
1996年 | ポッカコーポレーション(現ポッカサッポロフード&ビバレッジ)が国内飲料メーカーに先駆けて「カートカン」商品を発売 |
1997年 | 群馬工場で副産物・廃棄物の100%再資源化を達成 |
コジェネレーションシステム導入開始 | |
1998年 | ビール全工場、サッポロビール飲料の工場で副産物・廃棄物の100%再資源化を達成 |
北海道工場がISO14001の認証取得 | |
千葉工場にバイオガス利用の燃料電池設備を導入し、世界ではじめて発電に成功 | |
静岡工場にビオトープ園を設置し一般への開放を開始 | |
1999年 | サッポロワインの全2工場で副産物・廃棄物の100%再資源化を達成し、グループ企業を含む全工場で副産物・廃棄物の100%再資源化を実現 |
ビール全8工場(閉鎖予定の名古屋工場を除く)およびサッポロワイン全2工場がISO14001の認証取得 | |
2000年 | 千葉工場にビオトープ園とケナフ畑を設置し、一般への開放を開始 |
静岡工場において(株)島津製作所とともに実用化レベルでのCO2固定化実証試験を世界ではじめて開始 | |
北海道工場に世界初の低温吸収式冷凍機を導入 | |
埼玉工場に熱電可変機能付ガスタービン・コジェネレーションシステム、高効率冷凍機を導入 | |
札幌工場、千葉工場に太陽光・風力発電装置を設置し、広告塔電源などとして使用 | |
「グリーン調達基本方針」を制定 | |
2001年 | 新九州工場およびサッポロビール飲料神奈川事業所がISO14001の認証取得(当社グループの全製造拠点(ビール9、ワイン2、飲料1)でのISO14001認証取得が完了) |
北海道工場、新九州工場、仙台工場にビオトープ園を設置し、一般への開放を開始 | |
北海道工場、仙台工場に日本初のESCO事業を利用した省エネルギー設備導入 | |
2002年 | 静岡工場に世界初のハイブリッド冷却システムを導入 |
2003年 | LPGを使用する新九州工場を除く全ビール工場において、燃料の天然ガス化を完了 |
サッポロファクトリー本構にESCO事業を利用した省エネルギー設備導入 | |
グループ再編成にともないグループの環境保全に関する諸体制を整備 (1) 「サッポログループ企業行動憲章」の「社会との関係」において「持続可能な社会」の構築に貢献する環境への取組みを規定 (2) サッポログループ環境基本理念を制定 (3) 持株会社であるサッポロホールディングスにおいてグループ全体の環境保全活動を統括する「グループ環境保全委員会」を設置 |
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CO2削減目標(1994年改定)を達成 | |
2004年 | 静岡工場コジェネレーションシステム導入 |
全工場横断的な「省エネ推進プロジェクト」による取り組みを実施 | |
主要商品の環境負荷についてLCA(Life Cycle Assessment)を実施。手法について第三者機関の評価を受ける | |
群馬工場の燃料の天然ガス化を完了 | |
CO2削減目標(2004年改定)を達成 | |
2005年 | 食品廃棄物の「水素・メタン二段発酵技術」の社内試験プラントが稼働 |
サッポロファクトリー西館(ホテルクラビーサッポロ)にESCO事業を利用した省エネルギー設備導入 | |
2006年 | ビール製造に使用する冷凍設備について特定フロンのリプレースを完了 |
サッポロファクトリーフロンティア館が竣工。BEMSを利用した省エネルギー設備導入 | |
北海道本部で「エコアクション21」の認証を取得 | |
2007年 | 広島大学らと食品廃棄物の水素発酵を実証規模で開始(環境省地球温暖化対策技術開発事業委託業務「食品廃棄物のバイオ水素化・バイオガス化に関する技術開発」) |
群馬工場(尾島事業所)でISO14001の認証を取得 | |
2005年データにもとづいて黒ラベルの2商品についてLCAを実施。2003年からのCO2削減をLCAを用いて評価 | |
2008年 | 東北本部で「エコアクション21」の認証を取得 |
丸紅(株)らと建設したタイ国バイオエタノールプラント(新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「アジア地域におけるバイオマス関連国際事業」)が本格稼働開始 | |
大成建設(株)と北海道地区の稲わら・麦わらからのバイオエタノール製造技術確立に取り組む(農林水産省実証事業「ソフトセルロース利活用技術確立事業」) | |
経済産業省の「カーボンフットプリント制度の実用化・普及推進研究会」に参加 | |
2009年 | カーボンフットプリント表示黒ラベル350ml缶を北海道地区で試験販売 |
ブラジル ペトロブラス社、エルゴステック社とセルロース系バイオマスからバイオ水素生産の実証実験を開始 | |
千葉工場において、ESCO事業を利用して排熱回収式冷凍機を導入 | |
サッポロファクトリーにおいて、BEMSを利用した省エネルギー設備を更新 | |
新九州工場において、ビール発酵熱を利用したヒートポンプシステムを導入 | |
2010年 | 中四国本部で「エコアクション21」の認証を取得 |
サッポロ都市開発が「国内クレジット制度(国内排出削減量認証制度)」へ参加 | |
サッポログループ環境基本理念を改定 | |
サッポログループ環境基本方針を制定 | |
サッポロビール環境中期目標を制定 | |
2011年 | 近畿圏本部で「エコアクション21」の認証を取得 |
2012年 | サッポログループ環境中期目標を制定 |
サッポログループ生物多様性保全ガイドラインを制定 | |
本社、北海道本部、近畿圏本部の3拠点統合で「エコアクション21」の認証を取得 | |
2013年 | サッポログループのグリーン調達基本方針を制定 |
本社、北海道本部、東海北陸本部、近畿圏本部、九州本部の5拠点統合で「エコアクション21」の認証取得 | |
2014年 | 本社、北海道本部、東北本部、関信越本部、東海北陸本部、近畿圏本部、中四国本部、九州本部の8拠点統合で「エコアクション21」の認証取得 |
CDPが「気候変動情報開示先進企業」にサッポロホールディングスを選定(3年連続) | |
2015年 | サッポログループ環境中期方針「地球環境を守る活動2030」を策定 |
2016年 | サッポロビール社にて本社・全営業拠点にて「エコアクション21」の認証を取得 |
2019年 | 気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」提言への賛同を表明 |
「サッポログループ環境ビジョン2050」を制定 |
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