ダイバーシティ・人権

ダイバーシティの推進

サッポログループ ダイバーシティ推進メッセージ

サッポログループの経営理念「潤いを創造し 豊かさに貢献する」の実現にむけ、私たちはグループ人事戦略の基本理念として、「越境せよ」を掲げています。「越境」とは、自分の壁、組織の垣根、事業や国の境界を越えて行くことです。私たちは、仲間と磨き合い、それぞれの違いを認め、強さにすることで、初めて越境でき、それが経営理念の実現につながると考えています。そのために、あらゆる多様性(性別・年齢・障がい・国籍・学職歴・雇用形態・価値観・性的指向・性自認など)を尊重し、多様な発想・考え方を有する人財を認め活かし、一人ひとりの能力が最大限発揮できる環境の整備を強化していきます。

多様な人財の雇用

サッポログループでは、「オープン・アンド・フェア」の精神のもと、グループ各社は、各々の事業の特性や環境を考慮した雇用方針を策定することで、国籍や性別・学歴・職歴などを問わず多様な人財を雇用しています。

サッポログループの人財雇用状況はこちら

サッポロビール

サッポロビールでは、ビジョンである「誰かの、いちばん星であれ」を実現するベースとなる取組として「ダイバーシティの推進」「働き方改革」を位置付け、取り組んでいます。「多様性を認めあい、活かす風土の醸成」「多様な人財の活躍支援と育成」「市場・会社業績へのインパクト創出」を中長期目標として、「ダイバーシティ&インクルージョン推進グループ」を設置してダイバーシティの推進に取り組んでいます。

ダイバーシティの取り組み ダイバーシティの取り組み

女性活躍推進について

サッポログループは、すべての多様性尊重・活用の入り口として、「女性が継続して働きがいをもって活躍しているのが当たり前」な状況を作っていきます。様々な意思決定や新たな価値の創出など、企業経営に影響力を発揮できる立場に就ける女性社員を積極的に育成し人財のパイプライン構築を重要課題として取り組んでいます。

サッポロホールディングス

厚生労働省 女性活躍推進企業

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サッポロビール

期日 目標数値
女性役員比率 2025年 15%
女性管理職比率 2025年 10%※1
女性正社員比率 2025年 25%
女性採用比率 2022年 50%※2

※1 2019年比で2倍、サッポロホールディングスを含む

※2 性別に関わらず実力・能力・適性等当社が求める人財像に応じて公正に判断しています。

多様な人財の活躍支援と育成

制度 制度以外
  • テレワーク導入
  • スーパーフレックスタイム制度導入
  • 勤務間インターバル導入
  • NR制度導入(育児や介護等の事由がある場合に、ブロックを固定した働き方を申請できる制度)
  • パートナーへの配偶者同等の福利厚生制度の適用
  • キャリア・リターン制度導入
  • 外部団体への女性社員派遣
  • 異業種ダイバーシティフォーラム開催
  • 食品業界ダイバーシティフォーラム共同開催
  • 総合コース転換研修
  • 育児サポーター導入
  • 介護ハンドブック配布
  • 治療と就労の両立支援ガイドブック作成

厚生労働省 女性活躍推進企業

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多様性を認めあい、活かす風土の醸成

制度 制度以外
  • 育休一部有休化
  • 管理職の評価項目に「働き方改革」「ダイバーシティ」導入
  • 上長異業種意見交換会開催
  • 育児応援ガイド配布
  • 従業員意識調査等からの改善計画実行

※ 各種制度は女性に限定せず、広く活用できるものとしています。

ポッカサッポロフード&ビバレッジ

ポッカサッポロでは、経営ビジョンの実現のために、ダイバーシティ推進を重要な経営戦略の一つと位置付けております。
社員一人一人の多様性を認め、活かすことで、社員が「働きやすさ」と「働きがい」を感じながら成長している状態を目指すと同時に、持続可能な社会を創る企業として、お客様から必要とされる新しい価値を提供し続けることを目指し、さまざまな人事制度や施策を展開しております。

制度 制度以外
  • テレワーク制度
  • スーパーフレックスタイム制度
  • 計画有休取得制度
  • 継続雇用制度
  • NA転換(育児や介護等の事由がある場合に、希望する拠点で働くことができる制度)
  • 計画的ジョブローテーション
  • 研修・セミナーの実施
  • 外部セミナーへの派遣
  • キャリアサポート面談
  • 多様な人財の採用
  • 広報活動・情報提供

女性活躍推進企業認定「えるぼし」取得

えるぼし

ポッカサッポロフード&ビバレッジは、社員の活躍を支援するために、人事制度の改定やキャリア形成支援、労働環境の整備などに取り組んでおります。女性活躍推進に関しては、育児期社員のキャリアサポート面談や女性経営職セミナー等を実施しており、女性が働きやすい環境と活躍の状況を評価され、2020年に女性活躍推進企業認定である「えるぼし(2段階目)」認定を取得しました。

厚生労働省 女性活躍推進企業

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障がい者雇用について

サッポログループにおける過去5年の障がい者雇用の推移を示したグラフ
2021年6月末時点の数値

サッポログループでは、障がい者雇用に積極的に取り組み、障がい特性等に応じて最大限活躍できる環境整備を行っています。たとえば、サッポロビールでは、マーケティング、総務、経理などの事務職への障がい者雇用を全国で積極的に進め、2004年以降は法定雇用率を達成しています。

主な取り組み

  • 障がい者・所属長アンケート
  • 精神障がい者の受け入れ
  • 障がい者採用担当者研修の開催

定年退職者の再雇用について

高齢化が進み、団塊世代の定年退職が増加するなかで、サッポログループ各社は、改正高年齢者雇用安定法への対応とともに、高年齢者の長年培ってきた知識と経験の活用および次世代への技術・技能の継承を目的に、定年退職者を再雇用する制度を設けています。

サッポロビール

1993年に導入した「定年後再雇用制度」を2006年4月に「パートナー制度」へと改訂、2013年4月からは年金受給開始年齢の引き上げに伴う処遇の変更を中心に「新パートナー制度」へと改訂して運用していましたが、2020年6月より働き方の選択肢を拡げる為、継続雇用制度を改訂しました。定年退職者の継続雇用とあわせて、継続雇用を希望しない方への再就職研修支援などを行うことによって、60歳以降の高年齢者雇用を促進しています。

ポッカサッポロフード&ビバレッジ

人生100年時代を見据え、定年後の働き方の一つである継続雇用制度を2020年7月に改訂しました。
正社員と同等にプレーヤーとして活躍する場を提供することで、キャリアの選択肢を広げています。

サッポロライオン

「調理・サービスなどの技術」を培ってきた人財の経験・技能を積極的に活かすため、2006年3月、定年後の従業員を再雇用する「マイスター社員制度」を導入しました。定年となる前に、キャリアや年金制度などに関するセミナーを開催し、各人が個別相談できるライフ設計相談窓口を設けて、再雇用の準備を支援しています。また、定年時には、1か月程度のリスタート休暇を設けています。

サッポロ不動産開発

経験や知識・ノウハウの活用や次世代への継承を目的に「パートナー制度」を導入し、60歳以降の高齢者の活躍を促進しています。

外国人雇用の配慮

サッポロライオン

中国語字幕付きの衛生管理マニュアルビデオ

外国人雇用の大半が留学生・就学生のパート・アルバイトスタッフで、所定の資格および資格外活動許可書の所持を条件に採用しています。調理補助スタッフとして勤務している従業員には、中国からの留学生・就学生が多いこともあり、習慣などの違いから生じる衛生上のリスクを解消するため、中国語字幕付きの衛生管理マニュアルビデオを作成し、衛生管理の徹底を図っています。また、接客スタッフのなかで日本語が堪能な留学生は、アジアからの観光客応対に活躍しています。

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