ダイバーシティの推進
多様な人財の雇用
サッポログループでは、「オープン・アンド・フェア」の精神のもと、グループ各社は、各々の事業の特性や環境を考慮した雇用方針を策定することで、国籍や性別・学歴などを問わず多様な人財を雇用しています。
サッポロビール
サッポロビールでは、ビジョンである「誰かの、いちばん星であれ」を実現するベースとなる取組として「ダイバーシティの推進」「働き方改革」を位置付け、取り組んでいます。「多様性を認めあい、活かす風土の醸成」「多様な人財の活躍支援と育成」「市場・会社業績へのインパクト創出」を中長期目標として、「ダイバーシティ&インクルージョン推進グループ」を設置してダイバーシティの推進に取り組んでいます。


女性活躍推進について
サッポログループは、すべての多様性尊重・活用の入り口として、「女性が継続して働きがいをもって活躍しているのが当たり前」な状況を作っていきます。その結果として、グループ全体で2020年には管理職女性の割合が2014年比で倍増していることを目指しています。(海外除く)
多様な人財の活躍支援と育成
制度 | 制度以外 |
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多様性を認めあい、活かす風土の醸成
制度 | 制度以外 |
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※ 各種制度は女性に限定せず、広く活用できるものとしています。
ポッカサッポロフード&ビバレッジ
ポッカサッポロでは、経営ビジョンの実現のために、ダイバーシティ推進を重要な経営戦略の一つと位置付けております。
社員一人一人の多様性を認め、活かすことで、社員が「働きやすさ」と「働きがい」を感じながら成長している状態を目指すと同時に、持続可能な社会を創る企業として、お客様から必要とされる新しい価値を提供し続けることを目指し、さまざまな人事制度や施策を展開しております。
制度 | 制度以外 |
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女性活躍推進企業認定「えるぼし」取得

ポッカサッポロフード&ビバレッジは、ダイバーシティ推進を経営戦略の1つと位置づけ、社員の活躍を支援するために、人事制度の改定やキャリア形成支援、労働環境の整備など、社員の「働きがい」と「働きやすさ」の実現を両輪として様々な施策に取り組んでいます。
その結果、女性が働きやすい環境と、活躍の状況を評価され、2020年に女性活躍推進企業認定である「えるぼし」認定を取得しました。
障がい者雇用について

サッポログループでは、障がい者雇用に積極的に取り組み、障がい特性等に応じて最大限活躍できる環境整備を行っています。たとえば、サッポロビールでは、マーケティング、総務、経理などの事務職への障がい者雇用を全国で積極的に進め、2004年以降は法定雇用率を達成しています。
主な取り組み
- 障がい者・所属長アンケート
- 精神障がい者の受け入れ
- 障がい者採用担当者研修の開催
定年退職者の再雇用について
高齢化が進み、団塊世代の定年退職が増加するなかで、サッポログループ各社は、改正高年齢者雇用安定法への対応とともに、高年齢者の長年培ってきた知識と経験の活用および次世代への技術・技能の継承を目的に、定年退職者を再雇用する制度を設けています。
サッポロビール
1993年に導入した「定年後再雇用制度」を2006年4月に「パートナー制度」へと改訂、2013年4月からは年金受給開始年齢の引き上げに伴う処遇の変更を中心に「新パートナー制度」へと改訂して運用していますが、2020年6月より働き方の選択肢を拡げる為、継続雇用制度を改訂しました。定年退職者の継続雇用とあわせて、継続雇用を希望しない方への再就職研修支援などを行うことによって、60歳以降の高年齢者雇用を促進しています。
サッポロライオン
「調理・サービスなどの技術」を培ってきた人財の経験・技能を積極的に活かすため、2006年3月、定年後の従業員を再雇用する「マイスター社員制度」を導入しました。定年となる前に、キャリアや年金制度などに関するセミナーを開催し、各人が個別相談できるライフ設計相談窓口を設けて、再雇用の準備を支援しています。また、定年時には、1か月程度のリスタート休暇を設けています。
サッポロ不動産開発
サッポロビールと同様に「定年後再雇用制度」を導入し、60歳以降の高年齢者雇用を促進しています。
外国人雇用の配慮
サッポロライオン

外国人雇用の大半が留学生・就学生のパート・アルバイトスタッフで、所定の資格および資格外活動許可書の所持を条件に採用しています。調理補助スタッフとして勤務している従業員には、中国からの留学生・就学生が多いこともあり、習慣などの違いから生じる衛生上のリスクを解消するため、中国語字幕付きの衛生管理マニュアルビデオを作成し、衛生管理の徹底を図っています。また、接客スタッフのなかで日本語が堪能な留学生は、アジアからの観光客応対に活躍しています。
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ダイバーシティの推進
- 人権の尊重