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安全・安心な原料の調達

原料へのこだわり

サッポロビール

サッポロビールでは、「よい原料がよりよい品質のビールをつくる」との信念から、大麦とホップの品種開発(育種)や原料栽培、加工技術の試験研究を行っています。
開発された品種や培われた栽培技術は、今日の「協働契約栽培」にもつながっています。
原料研究成果については過去から表彰を受けており、2018年3月15日に日本農芸化学会から農芸化学技術賞を受賞しました。

研究の受賞内容

受賞年 研究内容 共同受賞
2015年 日本育種学会賞 「リポキシゲナーゼ欠失異変を利用した高品質ビールオオムギ品種の育成」について 岡山大学、サスカチュワン大学(カナダ)、アデレード大学(オーストラリア)
2017年 日本醸造協会技術賞 「ビールの泡品質を良くするためのビール大麦品種の育成に関する新技術」について 岡山大学
2018年 農芸化学技術賞 「ホップ品質の多角的な解析とその応用」について

農芸化学技術賞について
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協働契約栽培について

サッポロビールでは、ビール主原料である麦芽(大麦)とホップの調達に関して「協働契約栽培」というシステムを採用しています。これは、産地からこだわり、栽培から加工プロセスまで生産者と共につくっていくシステムのこと。その柱は以下の3つです。

1. 大麦とホップの産地と生産者が明確であること
2. 生産方法が明確であること
3. 当社と生産者の交流がされていること

サッポロビールでは、フィールドマンと呼ばれる、作物の栽培、加工、育種などのプロフェッショナルを社内で育成し、彼らが生産者と積極的にコミュニケーションして品質の良い原料をつくり上げていきます。そのメリットはおいしいビールの原料を安定的に調達できるだけでなく、「どこで」「誰が」「どのように」つくったのかがしっかり把握できること。「おいしさ」の基本には、安全と安心があります。

自社研究部署による原料評価

サッポロビールは、ビールなどの原料調達の際に研究部署による原料の評価を行っています。バイオ研究開発部の原料品質管理センターと北海道原料研究センターでは、原料となる大麦、麦芽、ホップおよび副原料について、その特性や成分を分析し、ビール、発泡酒、新ジャンルといったさまざまなカテゴリーの原料としての品質を確認しています。

ポッカサッポロフード&ビバレッジ

ポッカサッポロフード&ビバレッジでは、新規に取り扱う原料について、豊富な経験から得られた独自の評価基準によるリスク評価を行っています。採用にあたっては、最近話題となっているフードセーフティー、フードディフェンス※の観点からも評価し、必要に応じ現地の工場や農場を訪れて監査し、採用可否の判断や指導を行います。
また、継続的に使用している原料についても、衛生・品質状況を計画的に工場監査し、確認・指導を続けると共に、原料の品質規格情報の確認も実施しています。

※ フードセーフティー
製造・供給工程上の想定される危害因子のリスク評価・管理により、汚染の防止及び低減を図り、食品の安全を確保する取り組み。
※ フードディフェンス
意図的、人為的に食品に危害が加えられることを防ぐ取り組み。

サッポロライオン

常に「安全・安心・本物志向」を第一に考えています。お客様に提供する食材は、商品の安定性、物流体制、過去の実績、業界での評価などを吟味して、安全で信頼できる仕入先から調達しています。
産地直送の食材は、定期的に産地を訪問し、生産方法や加工工程、加工工場の衛生状態を見極めたうえで仕入れを行っています。また、生産者との相互理解を深め、さらなる品質向上につなげるため、生産者の皆様を首都圏店舗にお招きして、お客様への提供状況を直接ご覧いただいています。産地直送以外の製品・加工品については、定期的な工場視察などにより品質の維持・向上に努めています。

原料における品質管理

サッポロビール

調達する麦芽(大麦)とホップについて、「協働契約栽培」によりトレーサビリティを確保しています。ワインでは、日本ワイン「グランポレール」のプレミアムシリーズ以上の商品に、社内醸造技術者や原料のぶどうを栽培した生産者の顔写真・氏名をラベルに印刷し、「つくり手の顔と思いが見えるワイン」として、お客様から信頼と安心をいただいています。

サッポロライオン

「Net-SAM」の画面例
「Net-SAM」の画面例

サッポロライオンでは、信頼できる食材の調達を目的に、自社独自の受発注システム「Net-SAM」を開発。2014年2月に全国導入が完了しました。各店舗は、このシステムに登録されている食材を使用することを基本としています。
こうした食材の情報管理の強化・徹底により、トレーサビリティが向上し、より安全で信頼性の高い食材の提供につながると考えています。また、このシステムは、レシピと連動しており、アレルゲン検索も可能となっております。

ポッカサッポロフード&ビバレッジ

ポッカサッポロフード&ビバレッジでは、商品設計、原材料、生産、流通といった一連の過程で総合的な品質保証を行っています。その中心として、商品・原料情報統合データベース「Mercrius」の導入により商品および原材料情報を一元管理し、商品に使用された原料の原産地や、使用添加物などの情報を迅速に検索できる体制を整えています。
また、商品設計においてはデザインレビュー※を行い、設計段階からリスクを評価し、安全な設計づくりに取り組んでいます。

※ デザインレビュー
企画、原材料選定、工場選定、テスト生産、量産化といった、商品設計の各プロセスにおいて関係部署で評価し(品質における関所)、課題を達成してから次のステップへ進む方法。

放射性物質に関する品質保証体制について

2012年4月からの食品の放射性物質の新基準値施行前より、価値創造フロンティア研究所にゲルマニウム半導体検出器を導入するとともに、グループ各社の品質保証体制を整えています。

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