研究開発

生産地の皆さんとともに~広島県大崎上島町 健康調査研究~

きっかけは、大崎上島町との包括連携協定

きっかけは、大崎上島町との包括連携協定

瀬戸内海に浮かぶ島、広島県大崎上島町は、人口約7,500人、一周約40kmの小さな島です。レモンの一大産地であり、町民の方々にとってレモンはとても身近な作物です。
ポッカサッポロフード&ビバレッジは、2016年4月に瀬戸内産レモンの生産振興などに関する包括連携協定を同町と締結し、以来、様々な連携を進めています。その一つが、「レモンで町民の皆さんの健康を支える」取組みとして2017年より開始した、「レモンで健康プロジェクト」です。同町、県立広島大学、サッポロホールディングス、ポッカサッポロフード&ビバレッジの4者による共同研究です。

町民ともに挑戦~「レモンで健康実現隊」「レモン骨太少年団」

町民ともに挑戦~「レモンで健康実現隊」「レモン骨太少年団」

2017年2月より1年間実施した、「大崎上島レモンで健康実現隊」。大崎上島町民の成人123名の方を対象に、骨や血圧を中心にした健康状態と、レモンの摂取量を含めた食事調査を行いました。

その結果、
①大崎上島町民は日本人の全国平均と比べて多くのレモンを摂取していること
②レモンを多く摂っている女性は、骨密度が高いこと
③レモンを多く摂っている方は、夏場の疲労を感じにくいこと
がわかりました。

また、時を同じくして、3年計画でスタートしたのが、町の小学4年生~中学3年生の成長期の子供たちを対象にした、「大崎上島 レモン骨太少年団」です。こちらは、毎日1本、カルシウム配合レモン果汁飲料を3年間継続して飲んでいただき、成長期の骨形成にどんな影響があるかを調査しています。約40名の成長期の子供たちにご協力いただいています。

レモンで健康な島へ

レモンで健康な島へ

2017年度健康調査結果を踏まえ、2018年5月より、新たに「新・レモンで健康実現隊!」として、町民成人500名の方を対象とした5年間の長期介入観察研究を行っています。ご協力いただく町民のみなさんを「レモン毎日摂取コース」と「いつもの通りコース」に分け、「レモン毎日摂取コース」の皆さんには、レモン果汁(レモン1個分:30ml)を毎日摂取いただいています。「いつもの通りコース」の皆さんを含め、参加者の皆さんには、毎年1回町で実施される健康診断の際に、血液検査、骨密度の検査、食事アンケートを実施します。「レモンで健康な島」の実現に向けた取組みは始まったばかりです。

ニュースリリース
「広島県大崎上島町におけるレモン長期観察介入研究、本格始動 ~継続的なレモン摂取による健康状態を5年間に亘り調査~」

詳しくはこちらから

担当研究者からのひとこと

サッポロホールディングス 研究戦略推進部
中村 寧子

注)所属は、掲載当時(2019年3月)のものです

写真:中村 寧子

大崎上島は、瀬戸内に浮かぶ小さな島ですが、活気にあふれ、町の皆さんが本当に元気な島です。これまでの研究の取組みから得られたレモンの健康機能に関する知見をお客様の生活の中に取り入れ、健康づくりを実現する一歩として、町役場の皆さんや県立広島大の皆さんと一緒に、「レモンで健康な町」として、大崎上島町の皆さんにレモンでますます元気になっていただきたいという思いで取り組んでいます。

ページトップへ戻る