研究開発

豆乳の使用用途をデザートに広げるという想いを引き継いだ『ソイビオ豆乳ヨーグルト プレーン無糖』

『ソイビオ豆乳ヨーグルト プレーン無糖』の誕生

ソイビオ豆乳ヨーグルトは2015年にトーラク株式会社から豆乳事業の飲料・ヨーグルトを事業譲渡されてから自社で開発した商品です。発酵方法も継承した商品とは異なることや無糖商品の開発も初めてであること、更に2019年に稼働した豆乳ヨーグルト製造ライン(群馬工場 第2工場)で製造を開始する、初めて尽くしの手探りの中、試行錯誤を経て生まれてきた、まさに新規事業のスタートを飾る商品でした。「おいしさ丁寧搾り製法」で得た豆臭さのないフレッシュかつ、濃厚でおいしい豆乳と開発者がこだわって選定した乳酸菌の組合せで実現したヨーグルトらしい食べ易い無糖タイプの豆乳ヨーグルトです。また、ソイビオ豆乳ヨーグルトは豆乳でできているため、乳酸菌、イソフラボン、食物繊維を含み、おいしさだけでなく、健康にも良い商品です。具体的には豆乳を乳酸菌で発酵させることでイソフラボンが吸収されやすいアグリコン型イソフラボンになります。豆乳ヨーグルトを継続摂取することで「腸内におけるビフィズス菌の増殖」や「エクオールへの変換(産生する能力がある人において)」、「皮膚状態を改善する」といった可能性があることもわかってきました。また、乳製品を使用していないことから乳アレルギーのお客様からも好意的なご意見を頂いています。

豆乳の使用用途をデザートに広げるという想いを引き継いだ『ソイビオ豆乳ヨーグルト プレーン無糖』

おいしさ丁寧搾り製法とは

おいしさ丁寧搾り製法とは

技術開発の始まりは豆乳をデザート用途に広げられないかという技術者の想いから始まりました。一般的な豆乳の製法は脱皮した大豆を浸漬し、摩砕、遠心分離して製造しますが、この製法では豆の青臭さや渋みが残り、ヨーグルトをはじめとするフレッシュなデザート商品には合いません。そこで高温で大豆を煮ることで青臭さや大豆臭さを抑え、渋みを抜くことでデザートに合う風香味に仕上げています。また、豆乳を取り出すために薄切りにし、更に微細に砕き、遠心分離することで滑らかな食感を実現しています。この製法によって、フレッシュかつ濃厚で豆臭さのない豆乳を得ることでおいしい豆乳ヨーグルト商品を作ることが出来ました。

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