サステナビリティ
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プラ資源のリデュース・リサイクル

サッポログループ プラスチック方針

サッポログループでは、持続可能な社会の実現に向けて、事業活動で使用するプラスチックについて、以下のステップで検討・取り組みを進め、循環型社会の構築に貢献します。

  1. プラスチックの使用場面を見直し、不要な使用をなくします
  2. 減量化等の削減に取り組みます
  3. リサイクル性の高い設計や、再生材・バイオマスプラスチックに転換します

具体的な取り組み

サッポロビール

副産物アップサイクル商品の開発と使用

副産物アップサイクル商品の開発と使用

ビール類の製造過程で発生する副産物のモルトフィード※1を原料の一部に取り入れアップサイクルした紙製タンブラー、「もるたん」を開発しました。「モルト」と「タンブラー」を掛け合わせて名付けられた「もるたん」はパルプモールド※2という技術で実現したプラスチックを一切使用しないタンブラーです。冷たい飲み物を美味しく飲んでいただこうと飲み口の薄さにも拘り、飲み口の薄さ0.6㎜が実現しました。2024年、プロサッカーチームの協力により試合会場で「もるたん」を試用しました。試用後の「もるたん」は分別回収しトイレットペーパーへとリサイクルされ、資源循環に貢献しています。

※1 仕込み過程で発生する麦芽の穀皮

※2 水に溶かしたパルプを乾燥させて紙を成形する技術

軽量PETボトルの採用

軽量PETボトル

焼酎製品で使用している取っ手付き4LPETボトルについて、2022年から軽量容器に変更し、各アイテムへ展開しました。プラスチック使用量として年間約7.2tの削減、CO2排出量として年間約40.4tの削減(2024年販売実績に基づく)に繋がりました。

ポッカサッポロフード&ビバレッジ

循環型社会に対応した容器包装の推進

サッポログループとして掲げている持続可能な社会の実現に向けた目標「サッポログループ容器包装ビジョン」に沿った「循環型社会に対応した容器包装の100%使用」を達成するため、2030年までに当社が販売するPETボトル商品においてリサイクル原料の使用割合を50%とする目標を策定し、取り組みを推進しています。

この取り組みにおいて使用するリサイクルPETボトルは、再生処理の工程で色がつく場合がありますが、容器としての品質・安全性に問題はございません。

プラスチック使用量の削減

プラスチック使用削減に取り組むべく、ラベルレス商品の展開や、PETボトルやプラボトル容器の軽量化、ラベル使用の削減にも取り組んでいます。
2023年2月からは、「おいしい炭酸水ラベルレス(現:クリアタンサンラベルレス)」に続き、一部販売ルートにて「加賀棒ほうじ茶ラベルレス」(ケース単位)の販売を開始しました。同年8月には、「ポッカレモン100 70ml」のプラボトル容器の重量を約6%軽量化しました。

プラスチック使用量の削減
プラスチック使用量の削減

サッポロ不動産開発

脱プラスチックの取り組み

プラスチック資源循環法施行(2022年4月)に伴い、当社直営施設(カフェ・レストラン)のプラスチック製消耗品(ストロー・マドラー・キャップ等)の材質を変更しました。当社の使用量は基準量(5t)未満ですが、法の精神および社会的要請を考慮して、今後も更なる取り組みを推進していきます。

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