サステナビリティ
閉じる

サステナビリティ活動トピックス

2021年12月08日 社会との共栄

岩手県大槌町"ふるさと科"学習を支援

岩手県大槌町
写真左:大槌町 平野公三町長  右:サッポロビール(株)執行役員東日本本部長 横尾 努

サッポロホールディングス(株)は岩手県大槌町の小中一貫教育の柱として行われる“ふるさと科”の学習支援をするために、大槌町に798,000円を寄付し、その贈呈式が11月25日開催されました。この寄付額は株主優待制度を通じ、株主様からの寄付金にサッポロホールディングス(株)より同額を加えたもので、今年で6回目の寄付となります。

大槌町では、小中一貫教育で独自のカリキュラム「ふるさと科」を設け、復興・防災を基盤とした「生きる力」及び「ふるさと創生」を推進し、町の特徴や産業を学び復興発展を担う人材の育成に取り組んでいます。「地域への愛着を育む学び」、「生き方・進路指導を充実させる力を育む学び」、「防災教育を中心とした学び」の3つの柱を軸に学校・保護者・地域が一体となった取り組みが行われています。

小中学校ではこの支援を活用し、基幹産業である「サケ」の稚魚の飼育・放流・荒巻鮭作り(4・5・8年生)と、同じく基幹産業である「ワカメ」の種付け・収獲・芯裂き・袋詰め、(7・8年生)を生徒が行います。生徒の皆さんは、サッポロホールディングス(株)本社のある恵比寿ガーデンプレイスで郷土芸能の披露と種付けから育て加工した「ワカメ」の販売を行うことを最終目標としています。
(岩手県はワカメの生産が日本一であり、その種は、大槌町吉里吉里産のものをもとに養殖されています。)

2020年、2021年は新型コロナウイスル感染拡大防止により、例年4月に行っていた郷土芸能披露と「ワカメ」販売は見送りとなりましたが、生徒の皆さんは地域の住民とともに町の産業を学び続けています。

ページトップへ戻る